高効率モータ開発に関する研究

現在,地球温暖化や温室効果ガスの削減が社会問題化し,省エネルギー化が推進されている。また,日本で消費されている全電力のうちモータが消費している電力は約60%を占めている。そこで,消費電力の抑制には,モータの高効率化が極めて重要である。さらに,近い未来,電気自動車やサービスロボットの市場拡大が予想される。これにより,電気自動車では車載スペースの確保のため,サービスロボットではアシストスーツや電動車いすなどの限られたスペースにモータを搭載するため,モータの小型化が求められると考えられる。そこで,本研究では小型で高効率なモータの開発を目的としている。